ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発
最近、こんな本を読んでみた。
「ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発」

まだ、半分くらいしか読んでいないけど非常に興味深い内容だ。
アスペクト指向自体は、何年も前から知っていたけど
紹介していることと言えば、ログ機能のような横断的処理に利用できる程度のことで
ま〜面白そうだけど、どんなもんかね〜なんて思っていた。

ところが。
この本を読み始めて考え方が変わってきた。
さすがはオブジェクト指向の巨匠、3アミーゴの1人。

ユースケースアスペクト指向を組み合わせると
オブジェクト指向を実践したときに大きな問題となってくる
「処理の分散」に効果的に対処することができるようになる。

本のタイトルからして、まるでユースケースとアスペクト指向を
単に組み合わて使っているだけのような印象を受けるけど
これは、新たなパラダイムと言えるほど、素晴らしい手法だと思う。
各クラスに分散してしまう処理を
ユースケーススライスという概念を用いてまとめているのだが
この考え方が本当にすごい。

もし、この方法でアプリケーションを開発したとすると
一体どんなシステムが出来上がるのか、非常に興味がある。
どのくらい保守が容易になるものか、是非体験してみたい。

あと、この本ほ読んでいると、クラスとは何なのか?など
今まであまり疑問に思ってなかったことについて、深く考えさせられる。

オブジェクト指向では、クラスの抽出が全てだったけど
アスペクト指向では、クラスの意味が良く分からなくなってくる。

そもそも必要なの?という疑問すら出てくるほどだ。

ユースケースによるアスペクト指向などという
二つの方法を合わせたような名前ではなく
なにか新しい名前を付けた方が良いと思う。
ホントにすごいよ。

最後にこの本は、ユースケースやUMLの利用方法についても
非常に参考になると思う。

私は、これほど実践的な例というものを、この本で初めて見た。
UMLの表現力も再認識できた。
何度も言いうけど、さすがスリーアミーゴ
とりあえず、全部読み終わったら、色々と試してみようかな。

■ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発


【2008/02/06 21:54】 | アスペクト指向 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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